昨夜のカレー、明日のパン(バーズコミックス)

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おとな女子マンガvip管理人の独断と偏見によるオススメ度
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本屋大賞第2位の感動作をコミカライズ!!
脚本家・木皿泉×漫画家・渡辺ペコ
カリスマ同士、夢のコラボレーション!

 

 

【あらすじ
テツコは夫・一樹を亡くしてから、一樹の父・ギフと暮らしている。血縁はないけれど「家族」として暮らす二人。テツコはその暮らしをとても居心地よく感じていた。しかし、テツコの恋人・岩井はテツコと結婚したがっているようで…。人気脚本家・木皿泉のデビュー小説を、漫画界の異才・渡辺ペコが瑞々しい筆致で描く!!

 

渡辺ペコその他作品はこちら

 

続きは感想ネタバレ注意
久々の、“おとな女子”っぽい作品の感想です。大好きな渡辺ペコさんの新刊慌てて手に取りました!原作は脚本家の木皿泉(ご夫婦ペアで)さんだそうで、賞を取っていたり2014年にはドラマ化されていたり、と有名な作品なんですね。

 

 

 

原作は全く知りませんが、中身はいつもの渡辺ペコワールドでした。(原作とはまっているということなのかな??)

 

 

若くして逝ってしまった男性を取り巻く人たちの数年後のお話なんですが、淡々と話が進んでって、でもあったかくて、時々悲しみがチラリ。

大切な人を失った後、こうやって人間は生きていくのかなぁ、なんて考えさせられつつも、ベタだけど、身近な人を、今を、大切にしたいなぁと思った一冊でした。オプションで涙もついてきますよー。

がっつりあらすじ、は難しい作品なので、登場人物の紹介を含めつつあらすじを少しだけ。

 

 

 

主人公(?)は↓このテツコさん。左にいるのは元夫・一樹の父、ギフです。

 

 

テツコは7年前に、一樹を病気で亡くしてます。

 

 

不安と悲しみでいっぱいの日々にも
束の間の幸せや平和が存在するということを
わたしは夜のパン屋と一樹に教わった気がする

 

 

 

一樹の死以来、テツコはギフと暮している。その生活をテツコさんはとても居心地よく感じてましたが、周りはなんだか違和感を感じてるみたい…。
ある日、会社の同僚であり恋人である岩井にプロポーズされます。くしゃみ連発でごまかすテツコ。意を決して岩井にお返事を。

 

 

『わたし家族って嫌なの ブキミなの』

 

 

 

と、テツコははっきりお断り。
そう聞いた岩井は瞬時に結婚の話を切り替え、お付き合いは続けることになりました。(テツコのこと好きなんだろうな〜。)

そして漫画の終盤では、ギフがある事情で岩井を頼ったり、ギフとテツコの家に岩井がお邪魔する回数も増えていて“三人(一樹、テツコ、ギフ)でつくってきた家と生活をなんとか二人で保ってきたのだ”と、ここはただのハコ(家)ではないと感じつつも気長に待つ様子でございました。

 

 

 

この家に本当に入るのはけっこう難儀なことかもしれず
けどまあ時間はまだまだあるし

 

 

 

テツコ自身も心の中にしっかり一樹は居続けてるけど、とっても善人である岩井のことも信頼し、大切に想っているんだろうなー、と感じました。

岩井がテツコの家に泊まった時のラップ音、一樹の仕業なのか、はたまたただの家のきしみなのかはわかりましぇん。

そして一樹のイトコである虎尾目線のお話も2話ほど。

初めて虎尾が一樹に紹介されテツコと会った時のこと。今まで一樹が連れていた華やかな女子たちとは雰囲気の違う地味ーなテツコを婚約者だと紹介され、思わず『どこがよかったの?』と聞いちゃいます。すると一樹の答えは…

 

 

 

『どこがとかじゃなくて 選ぶ余地もなく もうこれしかないってかんじ』

 

 

 

 

そんな気になる一樹とテツコの出会いでの会話が、この作品の題名である『昨夜のカレー、明日のパン』なんですね。ある雨の日に一樹が差していた傘にテツコが入ってきたのがきっかけ。

 

 

 

そして何年も経ち、また偶然運命的に出会ったふたり。

 

 

一樹『あ ごめん あの子犬抱いてた子だよね?』
テツコ『おぼえてたの?』

 

 

 

ここの最終話大好きです。
母が死に、大人になるにつれ、何をしても自分の感情がどんどん死んでいくように感じてしまう一樹が、テツコと再会したときに“おれいまいきてる”と感じるんです。

 

他にもたくさん書きたい内容はあるけども、まとまりつかなくなりそうなんでこのあたりで…。

一樹の幼なじみでお隣に住むムムさん(BY名付け親・ギフ)のお話も好き。ホントにホントに読んでほしいな〜と思います。切ないけど、ほっこりしますよ。仲里依紗ちゃんが主演のドラマがあってたみたいなのでそちらも覗いてみようかと。

 

《引用元 作品DATA

著者:渡辺ペコ

 

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