溺れるナイフ13巻【感想・あらすじ】(別冊フレンド)

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おとな女子マンガvip管理人の独断と偏見によるオススメ度
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2016年10月、小松菜奈×菅田将暉W主演で実写映画化!!
10代の自意識を描いたジョージ朝倉の代表作!!

 

【あらすじ】
笑って、信じて。この大切な手の熱をきっと離さないでいよう--。別々の高校生活、勢いがつき始めた夏芽の仕事。めまぐるしい流れにとりまかれながら、夏芽は大友との絆を、より確かに結ぼうと決めて…。気高くあやうい十代の物語!!

 

溺れるナイフ各巻ネタバレはこちら

 

続きは感想 ネタバレ注意
芸能界に復帰した夏芽の周囲で起きた、ネットによる『夏芽の恋人』暴き。大友に会うこともままならない夏芽にコウは言う。『大友を信じて笑ってろ』と。
そして春、夏芽と大友の、別々の高校での新生活が始まるが…。

 

溺れるナイフ13巻はカナちゃん目線のお話から始まります。

 

 

 

【溺れるナイフ13巻】

 

 

中学に入り夏芽やコウとも少し離れ、自分の世界を作り始めたカナちゃん。痩せて見た目も少し可愛くなって。でもある日、コウの世界に触れてしまい、あっとゆう間に引き戻されてしまう…。
コウの無力さを感じた時だって、神さんの海にコウを追いかけ、『俺は神さんと違うのわかったろうが ただのガキじゃあ』というコウに抱きつき、、、

 

 

 

『……神さんじゃっ』

こんなんはわかっちょる
夏芽ちゃんの役割
わかっちょる
2人なら完璧まぶしくって
ーわたしの人生なんぞかき消えてしまうほど

 

 

 

 

まぶしすぎて引き寄せられてしまう夏芽とコウの世界をみないようにしていたのに…。なぜかそれからコウの態度が優しくなり、映画の約束までしてくれる。カナは今までの自分の努力が叶ったのかと、その日だけは…とめいいっぱいオシャレして出かけていくんですが…。

 

 

そこに現れたのはコウにお金を払い『ヤレる』と聞いたクラスの男の子。

無残に打ちのめされたほんの少しの期待。そしてカナに残ったのは惨めさだけ。
それでもカナは、コウは夏芽と一緒にいることが正しくて美しくて、コウの願いだと信じてる。歪なコウへの愛が形を変えていき…。大友と夏芽を別れさせるため、自分の初体験をかけてまで、男に大友の写真をネットにアップさせたのはカナだった。
それをオウジに見抜かれてしまい…

 

 

 

『のうコウちゃん ウチの憧れの2人 もう一度見たいのう』

『じゃけえ写真アップしたんじゃーウチかてこれくらいのことできるんよ…!』

 

 

 

カナを睨みつけ、その場を去るコウちゃん。カナの叶わない気持ちが2人への憎しみに変わってしまったのか。自分の存在に気づいて欲しかったのか。でも、カナはそんなことすらわからなく、どうでもよくなってしまう。

そして中学の卒業前、まるですべてを諦めるように以前の垢抜けないカナに戻る。コウと夏芽のことも忘れるのにうってつけの季節じゃないの、と。今度こそ自分の人生を送ろう、と思ったその時、夏芽のスカーフが風と共に飛び、コウがそのスカーフを拾うシーンを見てしまったカナの眼には涙が溢れ…自分の考え、行いは間違いじゃなかったと確信する。

 

 

 

(引用元 溺れるナイフ14巻)

6

 

 

 

 

ウチはなにひとつ間違えてなんておらんかった!
憎しみも憧れも愚かしい行動も
叶わぬ願望を運びつづけることも
なにひとつあますことなく
すべてウチだけの岩!!ウチだけの…!!

 

 

 

 

これからもきっとコウちゃんの望むことを叶えるために人生を捧げる決意をしたのかな、と思いました。ここまでがカナちゃん目線のお話。最初難しくて何回も読んだな。痛々しいけどどんなに打たれても諦めない、そしてきっとこのお話では正しいカナちゃんの感性、信念。
ナイフファンの中でカナちゃんが嫌われちゃうのは、この強い信念、何があってもコウの味方でいる、という気持ちが誰よりも強いからなんじゃないかと。痛々しいのに決して諦めないというか。それが異常なほどにも取れるというか…。(個人的な意見ですけどっ)

そして後半は夏芽のお話に戻ります。
高校に入り、芸能活動も忙しくなりバンドを始めた大友との時間も少なくなりますが、合間を縫って合う2人。そして夏芽はついに大友に…

 

 

 

 

(引用元 溺れるナイフ13巻)
9
『大友初めての女になりたいな』

 

 

 

そう伝え、2人は約束の日を作ります。
その一方で夏芽は久々に広能さんの撮影に呼ばれ、そこで『夏の足跡の夏芽ちゃんに戻ってみてよ』とリクエストされる。“負けたくない”そうコウに感じていた頃のあの時に…。
仕事の帰り際、広能さんによって思い出されてしまうコウのあの目線。

 

仕事からの帰りなぜか夏芽は薬局が空いている駅で降り、(コウへの)包帯や薬を買い始める。大友ことを思い出しながら…そんな夏芽の前に現れたのが…コウ。

 

 

わざと夏芽に見せつけるようにオウジの彼女に無理やりキスをし、ニヤっと笑って車に乗り込むコウ。

 

 

 

実は夏芽はCMで相手役の俳優さんにキスをされるシーンがあったんです。それを見た夏芽は…

 

 

 

へぇ 見たんだCM
見たんだ わたしを!
わたし を

ああヤバイな ヤバイよな

 

 

雨の中、うずくまる。傍で大友からの着信が鳴っている…。

グラグラとコウの眼に揺れる夏芽。ここまでが溺れるナイフ13巻でした!!
その前から、コウが奇跡的に受かった護寺高に通うのを親に阻止され大阪に行っていると聞いたり、コウがカナと会っていると聞いたり…夏芽は胸がざわついてたんです。

 

 

 

『コウちゃんに会いとうなったら言うて』

 

 

 

そしてそのタイミングでの広能さんのあのリクエストだったり、偶然会ってしまった夏芽を煽るようなコウの行動だったり…。

もうコウちゃんの流れがきたとしか思えなかったこのラスト。(大友とのエッチの約束しちゃうけどw)でもそんな予想をはるかに超えぶっ飛ばす程の衝撃を与えられ溺れるナイフ14巻。そりゃ〜もう大事件起きます。続きます。

ちなみにカナがコウに借りて読んだカミュのシーシュポスの神話という一冊。コウが住んでいると知らずに月ノ明リ神社から夏芽が持って行ったこの本。溺れるナイフに近づきたくて、近づきたくて買ってみました(昔)。まだ、読んでませんww

 

《引用元 作品DATA》
出版社:講談社
著者:ジョージ朝倉
掲載誌:別冊フレンド

 

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