溺れるナイフ9巻【感想・あらすじ】(別冊フレンド)

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おとな女子マンガvip管理人の独断と偏見によるオススメ度
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2016年10月、小松菜奈×菅田将暉W主演で実写映画化!!
10代の自意識を描いたジョージ朝倉の代表作!!

 

【あらすじ】
キラキラと眩しくて、でも決して心を許してはいけないと思う、光――。コウちゃんと自分をこんなにも変えてしまった「あの日(過去)」に繋がれ、大友(おおとも)へ向けられる想いを胸に閉じ込めようとする夏芽(なつめ)だったが……。きみと、太陽の下で笑いあいたい――。気高くあやうい10代の恋、新展開!

溺れるナイフ各巻ネタバレはこちら

続きは感想 ネタバレ注意
コウと自分を変えてしまった『あの日』に囚われながら、大友に惹かれていく気持ちを自覚した夏芽。おおらかで真っ直ぐな大友の心。でもそれは夏芽には、塗り潰さねばいけない『希望(ヒカリ)』に思えて…。

 

【溺れるナイフ9巻】

 

この溺れるナイフ9巻は、全17巻ある中でもとってもとっても重要な巻。
“断固コウ派”と頭にハチマキ巻いて戦う私ですら、大友の太陽のような存在、熱い光に溶かされ流されてしまいそうになる程、大友の完全勝利な巻でした。細かく書いたら死ぬほど長く書ける巻なので、ここは自分の感情押し殺してサクッと書きます。(←と、自分に言い聞かせている)

大友への自分の揺れる気持ちを自覚しながらも、コウちゃんが暴力に走ったのは、あの事件がきっかけなのではないかと思い始める夏芽。コウが他校の生徒にリンチにあい病院に入院していると聞いた夏芽はいてもたってもいられなくなり、面会謝絶といわれているコウの元(病院)に忍び込む。

そこでコウに『コウちゃん東京に逃げよう!』と、夏芽は手を差しのばし昔自分がコウの手を払ってしまったことを謝る。
そんな夏芽にコウは無残にも…

 

 

 

 

『もう2年も前のことで?俺の行動いちいちおまえに絡めんなや』

『あ あったわしてほしいこと 俺にもう関わらんで』

 

 

 

そのまま窓から病院を抜けるコウと、砂のように散っていく夏芽…。
コウのこの言葉に打ちのめされ、置いて行かれた夏芽は呆然とただただ涙を流しながら帰る。そしてそんな夏芽を待っていたのは、、、、大友。

 

 

 

 

(引用元 溺れるナイフ9巻)

1

 

 

 

コウのことで傷つく夏芽を励まし、でも抑えきれず夏芽を抱きしめる。
夏芽はそれ以来大友の光と自分の闇の中を行ったり来たり。太陽のような大友に、闇の過去を持つ自分はふさわしくない、と悩んだり。

 

 

でもある花火大会の日、ついにお互いの気持ちが同じものだと感じた大友は、夏芽にキスをします(全17巻まとめでもここ載せてます。)夏芽も…

 

 

 

 

あーあ沈めて隠すって決めたのに
打ちあがっちゃってるって
『大友って けっこう大胆だよね』
『……また反省会じゃ……』

 

 

 

 

ちなみに反省会中の大友www

 

 

 

(引用元 溺れるナイフ9巻)
7
『……やってしもたー……』

 

 

 

大友とキスし心は大友モードなのに、それでも夏芽はコウちゃんの平穏を願いに月ノ明リ神社に行ったり(空々しいと思いながらも)、自分の想いを封印しようとした矢先、、、、やっぱり太陽大友、やってくれるんです。夏芽に告白します!!

 

 

 

 

『ー一回だけ告らせて 俺とつき合(お)うて 好きじゃ …今目の前にいる望月が好きじゃ もしもなんか気になることあるんならよ……どうしても気になる言うんならよ』

 

 

 

『俺が忘れさせちゃるけぇ』

 

 

 

(この大友の告白シーンで、夏芽は深い海の底から、コウから、自分自身から…夏芽に手を伸ばし引き上げる大友のイメージが描かれてます。感動。)
そして夏芽はさしのべられた手に身を委ね、『ありがとう よろしくおねがいします…』…と笑顔で答える。

 

 

 

それからというもの、今までの闇が嘘みたいに明るい太陽のもとで青春を、夏休みを送る夏芽と大友!これが青春じゃー!!的な感じww

でも新学期が始まり、2人の関係がコウに伝わる…。いつものようにシレッとしているかと思いきや、コウに夏芽とのことを伝えようとする大友から、なぜかダッシュで逃げる、逃げる、逃げる!!!そしてそんなコウを必死で追いかける大友!周りの観衆はチャカしまくりwそしてついに大友はコウを抜き去り…

 

 

 

『ーコウ おれは夏芽とつき合うどっ……』

 

 

そしてすっ転んだ2人wwwwなぜか正座して夏芽との事を話す大友にコウは…

 

 

 

『オレとよあいつでは』

『あかん どうしてもふきだまりになってしもうて 顔みるのもうんざりじゃあ』

 

 

 

 

ここですね。ワタクシ的溺れるナイフ名シーンtop10入りしてるトコです。なんだこの明るく青春ぽく見せかけて哀愁漂いまくりのコウちゃんの背中は。大友色に染まりかけた私の心まで(知るか。)一気にコウちゃんに吸い寄せられるって。たまんねーな。(知るか。)
しかもね、ここ、コウちゃんこう言ってたんですよ…。

 

『俺とは違う方向に あいつを引っぱっていけるんじゃろうの』

 

 

 

コウちゃんも大友の天然サマ、夕陽色に気づいてるんだろうなぁ、なんて思うんです。
一方夏芽はその時カナちゃんに追い打ちかけられてた。

 

 

 

『なんで夏芽ちゃんの行動はいっつもコウちゃんにやさしくないんじゃ コウちゃんが暴力のほう行ってしまうの夏芽ちゃんを救い出すの失敗してからじゃあないのっ…!!苦しんどるのわからんの…!?』

 

 

 

夏芽はカナに振り払うような態度、発言をとるが、自分の中にいるコウちゃんへの消せない想いなのか、涙が溢れ出してしまう……。

ここまでが溺れるナイフ9巻でした。

 

名シーンだらけのこの9巻。夏芽の最高の笑顔により、もう大友でいいよ?って、頭の“断固コウ派”のハチマキはずそうと手をかけた瞬間のコウちゃんの切ない背中、初めてはぐらかさずに話したコウちゃんの本音。に、も1度キュっとハチマキ結び直すww

そして悔しいけど、カナの発言によって思い出さされる『同じステージに立てるのはコウと夏芽だけ』だという真実。このこの考えも10代の自意識、なのかなぁ。でもそれが溺れるナイフなんじゃないかなぁ、と感じるんです。

 

と、話長くなりましたが他の漫画だったら、主人公の少女を闇(だいぶヘビーだけどw)から救い出した男の子♡で完結しそうですけど、そんな漫画じゃありませんからぁ!!まだまだ続きます。

 

《引用元 作品DATA》
出版社:講談社
著者:ジョージ朝倉
掲載誌:別冊フレンド

 

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