溺れるナイフ11巻【感想・あらすじ】(別冊フレンド)

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おとな女子マンガvip管理人の独断と偏見によるオススメ度
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2016年10月、小松菜奈×菅田将暉W主演で実写映画化!!
10代の自意識を描いたジョージ朝倉の代表作!!

 

【あらすじ】
お前のことは、全部わかる――。少年たちの葛藤を描く新展開! なにもかもが癇に障った。目を逸らすことのできない「存在(光)」に強烈に引かれた。最初から、そうだった――。長谷川家の財産を狙う母親とコウの家に入り込んだ従弟の桜司は、酷薄なコウの態度に苛立つが……。気高くあやうい10代が、新たに出会う。

 

溺れるナイフ各巻ネタバレはこちら

 

続きは感想ネタバレ注意
溺れるナイフ11巻はまるっと桜司(オウジ)目線のお話です!!

一部のナイフファンの間では、オウジのこの巻は必要なのか?とか昔ネットで書かれてましたが、バカ言ってんじゃぁないよ!!って感じなんですよ。

自分のことはほとんど何も語らないコウちゃん。いつも掴めなくて、何を考えてるかわからなくて、、、そんなコウちゃんのことを唯一知れて、ほーんの少し近づける気がするのが、このオウジ目線のお話なんです。お話というかオウジという存在が、というか。

オウジは、コウの母親の腹違いの妹の息子。ややこしいけど、イトコになります。
初めてコウとあったのは自分たちの祖父のお葬式。

 

 

 

(引用元 溺れるナイフ11巻)
1
本当はよぉ
俺らのじじぃの通夜祭でよぉ
初めて兄ぃを見たときから
とっくに負けはやきついとったけぇ

 

 

 

 

コウを敵視し、しつこく奇襲をかけるオウジですが、コウには全く相手にされない。まぁ本当は最初から夏芽やカナやこの町の子たちのように、コウの放つ特別な存在に魅了されてたんでしょうね。

長谷川家(コウの父)に取り入ったどうしようもない母親に連れられオウジは長谷川家に迎え入れられます。まぁコウにとってはそんなことどうでもいいんです。

 

 

 

『そこのオバハンもおめぇもよぉ 好きに喰い荒らしゃあええけどよ 俺んことはほっといてくれんかのう』

 

 

 

 

勝手に?コウの周りでキーキー暴れるオウジでしたが、コウが神さんの海でいつものように遊んでいるのを見た時に不思議な感覚に襲われてしまう。

 

 

 

同情……同調!!?

 

 

 

 

そしてコウもまたオウジに対し同じような何かを感じてました。
夏芽がコウを見た火つけ祭りの夜、あの時コウは自分をリンチした高校生たちを呼び出してたんですが、自分とオウジを見間違えた高校生たちがオウジをボコボコにしているところに現れ、コウが返り討ちにします。そしてオウジに…

 

 

 

 

 

『おまえが殴られちょるの見とったらよ こっちまで痛(いと)おなりおった あいつらがどこまでやるか見届けるつもりが 思わず出てってもうた』

『ー…のうよ おまえはよ いったいなんなんじゃ?』

 

 

 

そして後日、長谷川家に取り入るために母親に裏切られたことを知ってしまったオウジは、神さんの海でまた不思議な感覚に襲われ溺れてしまう…。
そんなオウジを海の中に助けにくるコウ。そしてコウはオウジに…

 

 

 

 

『ーのうよ しょーもないしがらみなんぞとびこえたトコにおりたいもんじゃの』
6
(引用元 溺れるナイフ11巻)

 

 

 

コウ『おまえのことは 全部 わかる』

 

 

 

自分の分身のようなオウジに次第に心を傾けていくコウ。コウに強く惹きつけられるオウジ。共鳴しあった二人。
それからは自分の母親の存在を無視し、コウにばかりついてまわるオウジ。
そんなオウジがカナに吹き込まれ気になり始めたのは、夏芽という存在。(好きとかじゃなくて。兄ィ(コウ)に一番近いのは俺だ的な。)

 

 

 

オウジといる時に偶然夏芽のドラマCMを見て大笑いし始めるコウ。

 

 

 

 

夏芽のことを嫌いだと言うオウジに『ほんまじゃのう しかも超めんどくせーどあいつは 俺も大嫌いじゃ!』とコウは大笑いしながら話したかと思えば教室では目も合わせないコウと夏芽。

 

不自然なくらい……絶対にお互いを見ない

 

逆にそれがオウジのカンにさわる。自分の彼女に女の子を用意させ、

 

 

 

 

『兄ィはあのアイドルくずれが犯られたこと責任感じちょるんけ?母親重ねちょるんけ?』

『あんな女気にしちょるの兄ィらしくないわ』

 

 

 

 

と言って他の女でも抱けば忘れる、と女の子を用意してたみたい。ブッサイクなねww

 

そして二人でふざけながら暴走族のバイクを奪い走るコウとオウジ。コウは急に道端にいたカップルをひこうとするんですが、それが夏芽と大友で…。
盗んだバイクのせいで暴走族に追いかけられ、逃げ場を失い海に突っ込み吹き飛ぶ二人。笑いながら海に落ちる。その吹き飛ぶ瞬間オウジが覗いたキレたコウの眼の奥に写っていたのは…夏芽。

オウジはコウに…

 

 

 

『ーほかのだれでもない 俺が兄ィを焚き付ける役じゃぁ』

『したら俺はその火を一番近くで見れるけぇ』

 

 

 

 

ここで溺れるナイフ11巻終了です!!
ここでは今まで知らなかった様なことがたくさん描かれてた。

長谷川家のしがらみやクソめんどくさい人間関係、そしてコウの母親は本当に祖父に孕まされ、しかもいつもコウのいる神さんの海で自殺したということ。だからコウは入ると海が荒れてしまうと言い伝えられてる入泳禁止のその場所で『俺はええんじゃ』と言って自由に戯れてるのか。

そしてそして、この巻でオウジに心底妬いた。だってあのコウちゃんに『おまえのことは全部わかる』とか言われてさ…クッソーーーずるすぎるよ〜。
でもですね、こんな結構神秘的でヘビーな内容のこの巻でわかったことがもうひとつ。コウちゃんのオウジに言ったこの衝撃発言。

 

『最近もなんも俺ぁ女知らんけぇの』

 

 

え!?!?!?え!?!?まさかのド…!!!!?(自制した)
上原チャンともうそーゆー関係だったのかと思ってたし(カナちゃんとこの話のせいw)、本当なのかはわかんないけど実はめっちゃ嬉しかったwwコウちゃんがいちいち嘘つく必要ないしね。

 

 

えらそーな事散々書いといてアレですけど、これが知れただけでもオウジ出てきた価値あるなって。すいません。嘘です。この先もオウジ様は大切な存在です。
12巻は夏芽のお話に戻りますよーーー。

 

 

《引用元 作品DATA》
出版社:講談社
著者:ジョージ朝倉
掲載誌:別冊フレンド

 

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