微糖ロリポップ6巻【感想・ネタバレ】(りぼんマスコットコミックスCookie)

年下にコクられ不倫疑惑の男子に心揺れ、円の恋は多難!


【あらすじ】

大学合格とともに麻木家を出た円。大学2年生になった円だったが、知世とは1年前から音信不通になっていた。千鶴さんの入院をきっかけに再会した知世は、なんだかとても冷たくて…。

 

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【微糖ロリポップ6巻】

 

微糖ロリポップ6巻では、円がもう大学2年生になっていました!!
そしてあんなに仲の良かった知世とはもう1年も連絡が取れない状態に。大学入学後1年位は頻繁に知世は円の家に遊びに来てました、が、ある日を境に知世は円の目の前から消えちゃいます。

 

 

 

(↓円、ショートになりました)

 

 

知世はそのまま出て行ってそれきり連絡もつかなくなった

 

 

 

それ以来円は男ッ気は全くなく、ウクレレの演奏練習と、ほぼ毎日の千鶴さんの看病という日々を送ってました。実は高校卒業後、小野が海外に行っている間に千鶴さんの胃がんがみつかり、後が長くないことを家族以外では自分だけ聞かされた円。

そんな時1年ぶりに急に知世から千鶴さんの件で電話が入る。お見舞いにくるよう説得する円でしたが、そのつもりはないという知世。電話も切れちゃいます。

ですが、知世はコッソリ来ていたんでしょう。自分の気持ちを円が確信した瞬間現れます。

 

 

 

会えなくなって嫌われたと思って
淋しくて淋しくて信じられないくらい落ち込んで
やっとわかった あたし知世のこと
わかってる いまさらにも程があるよね

『だ…誰……?』
『…まじで言ってんの?』
だってなんかだってだって…

 

 

 

すっかり大人の男になり(高校生だけど)、冷たい目で円を見る知世。それでも知世を追いかけ、1年前急にいなくなったことに文句を言う円。知世はそれに対し…『本当にワケわかんないの?』と聞き『さよなら』と言って円の元を去る。

ほんとは円も理由はわかってました。大学1年の夏、ちょこちょこ円の家に泊まっていた知世。円が寝付くといつも髪をなでたり手を握ったりおでこや手にキスをする…。

 

円が寝たフリを続けたのは嫌だったからではなくドキドキしすぎてどうしたらいいか分からなかったから…。ある日知世から『彼女が出来た』と言われ何事もなく振る舞ったが、それ以来知世は来なくなってしまった。

 

実は今知世には親同士が決めた許嫁?セフレ?的なだいぶブッ飛び気味のオカシー女の子・ルナがいました。ルナは勝手に知世宛の円からの留守電を聞き千鶴さんの病室に登場。

 

 

『こんにちはーーーお見舞いのお花届けにあがりましたー』

 

 

 

そして追いかけてくる知世。それ以来、千鶴さんに気に入られたルナ(とルナの行動を見張るため)知世は頻繁に病室に来る様になります。

本当は知世に千鶴さんは末期のガンだと話し、一人で抱えている不安から助けて欲しいと思う円でしたが、知世は常にルナと一緒だし、円はルナの事が嫌い。(最初にありえない発言を千鶴さんにしたから。)

精神的にも不安定な状態で、千鶴さんとケンカしちゃう円でしたが、その後の仲直りの時に千鶴さんに(知世に対し)『言いたいことがあるなら言った方がいいよ』と背中を押され、ずっと溜めていた自分の気持ちを伝える為に知世を昔よく待ち合わせした公園に呼び出す。
気持ちを伝えようとした瞬間、円の目に入ったのは…ペアリング。

 

 

(引用元 微糖ロリポップ6巻)
6
『それ……この間までしてなかったよね……?』
『ーあぁうん…』

 

 

 

そうなんです。ずっと曖昧な関係だったけど、ルナの知世への気持ちを知り付き合う事になってました。で、買わされたらしい。それでも円は自分の気持ちを伝えます。

 

 

 

『あたし 知世が好きなんだ』

 

 

 

伝えたものの、知世はloveの好きだとは気づかず、“仲直り”の意味だととらえちゃいます。さすがの円もペアリングを見せられた後にそれ以上は伝えられず…。それでも逆に伝えない方が知世にこれからも会えるかもしれないと思う円。

そんな時!そんな時!!帰ってきました〜〜〜♡

 

 

 

『よ 久しぶり』
『小野…帰ってきたのか』

 

 

 

く〜なんだこの安心感!!千鶴さんの孫だということもあるけど、この小野の雰囲気、おおらかな感じに安心感を覚えちゃうんだなぁ。
もちろん千鶴さんも帰ってきた小野を見て思わず涙、円もどれほど心強かったことか…。

 

しかもある事からはっきり昔の知世と今の知世の気持ちが変わってしまった事、知世はずっと自分を好きでいてくれると勘違いしてたコトに気づく円。手をつないで歩くルナと知世を見て…(手をつながないとここから一歩も動かない、とルナにごねられたからなんですけど)

 

もう知世の中であたしの存在は本当に小さいんだな

 

 

 

自分の名前を呼ぶ昔の知世の笑顔を思い出し胸が苦しくなる…。
そんな傷心の円に、いきなり『俺とつきあう?』と言ってくる小野。

もちろん円も小野の事を今は友達としか思ってないし、小野も『好きというより感謝だな』と言う。円が千鶴さんを支えてくれていたこと、海外にいた小野宛に手紙を書き続けてくれたおかげで帰国できたこと。

 

 

 

『まー女子の大好きなドキドキ感はそんなに無いにしても円となら俺 ゆったりだらだらつきあえそーな気がするわ』
『そーだね あたしも多分どちらかと言えばそういう方が向いてる気がするよ』

 

 

 

つきあう事にはなってませんが、夜中知世を呼び出し“円とつきあうかも”なんてハッパをかける小野。そしてなんでいきなり1年前円の前から姿を消したのかを聞く。

 

 

 

毎日が限界だった 目の前にいるのに一番近くにいるのに届かない
いつか誰かが円を連れていくんだ

わかったんだ円にとって俺は“弟みたいなモン”でしかない
変わらない今もこれからもずっと

 

 

 

この前の円の告白もまさか“男として好き”だとは思ってない知世。小野にも『勝手につきあえばいーだろ俺はもう関係ないから』と言い捨てて帰ります。

 

翌日病院にいた円は、小野との事を聞こうとした知世が近づいて来たことに顔を真っ赤にして逃げてしまいます。靴脱げっぱなしのままww

 

 

ここまでが微糖ロリポップ6巻でした。く〜はがゆいなぁ。早く早く知世に円の本当の気持ちが伝わってほしいけどな…。小野ナイススパイスだぞww!!でも、ルナ、、、昔の知世なみにあぶなっかしいし、このまま素直に別れそうな気配は全くナイ。それにしても知世、いい感じに成長しておる♫次はもう最終巻ですーーー!!!微糖ロリポップ7巻ネタバレ感想に続きます。

 

《引用元 作品DATA
出版社:集英社
著者:池谷理香子
掲載誌:Cookie

 

 

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