プリンシパル2巻(マーガレットコミックス)

甘・辛いくえみ男子、あなたはどっち派!?

 

 

あらすじ
和央たちに近づいた子をハブにした主犯は晴歌なの…? 転校初日から優しくしてくれた晴歌を信じたい糸真。だけどもやもや気になってしまう。クリスマスイブに晴歌たちと約束をした糸真は、待ち合わせ場所に向かうけど…。【収録作品】プリンシパル番外編/2010年チョコの旅

続きは感想 ネタバレ注意

いくえみ男子の中でも、特に人気の弦(げん)と和央(わお)のお話、あ、違った、主人公は東京から実父の元に越してきた糸真( しま)ちゃん♫では、プリンシパル2巻ネタバレしちゃいます。

家も近所で、和央の飼うワンちゃん・すみれが糸真の家に遊びに来てたことで急接近した糸真と、和央&弦。子供達だけじゃなく、糸真の父も、和央の母親に急接近しとりました。(共にバツイチ同士)
信じたくなかったけど聞いていた通り、和央や弦と特に仲良くなった事によって友人・晴歌(はるか)たちからクリスマスの日いきなりハブにされちゃう糸真。

 

 

 

『だってムカつくんだもーーーーーん』

 

 

 


傷ついた糸真は、和央に会いに家に行くが、弦の家に行っていなかった和央の家にいたのは、和央の母と、なんと糸真の父。なんだかモヤモヤする糸真…つくづく親ってのは、子供のために親としてだけ生きているんではないんだなぁ、とか思う。
翌日心配した和央が糸真の元へ。和央に、

 

 

 

『あたし前に言ったじゃない あんたたちと仲良くするとハブられるって でも 和央 あたしと仲良しでいてくれる?』

 

 

 


と声を震わせながら言う糸真に…

 

 

 

『うん いるよ』
……こら ガン見すんな

 

 

 

王子すぎる!!!!抱きしめられてドッッキドキの糸真だったが、和央から、糸真や前の女の子がハブにされた原因は『僕といるともれなく弦がついてくるからややこしいんだ』…と。そうなんです。実は晴歌は弦の事が好きなんですな。超ニブい弦に比べ、和央はちゃんと人間観察してるんだな。
その後、糸真は勇気を出して晴歌に会いに行くけどしらばっくれたまま。

 

 

 

『なんのこと?ぜんぜんわかんない』
『ばいばい晴歌 今まで楽しかったよ』

 

 

 

 

大晦日の夜、父親と初詣に出かけた糸真は和央と弓(弦の姉)が一緒に参拝してるとこを見かける。そこで会った弦に仲がいいんだね、と聞くと…

 

 

 

『大スキは大スキだろう あいつの頭ん中には今も昔も「弓ちゃん」しかいねぇよ』
『…何お前天然?とっくに気付いてると思ってたわ』

 

 

 

 

わーーーーお。衝撃の事実に、いきなり糸真ちゃん失恋?でございまっす。
友達にもハブられ、失恋までしちゃいましたが冬休みもあけ、気合い入れて学校に行く糸真!東京から逃げて来た時とは違うぞ!!すぐに晴歌以外の友人は謝ってきてくれて、晴歌も今までのほんわか晴歌はどこに?って位本性丸出しになって、無事仲直りするわけです♫

 

 

 

『あたしの秘密を知ったからにはあんたも洗いざらいなんでもあたしに言いなさいよわかった?』
人って………変われるんだなあぁ………

 

 

 

そんな晴歌は、『弦は和央から自立させなきゃ駄目だ』と言う。

そしてななななんと、糸真のお父さんが子供達の前で、公開プロポーズ!!トントン拍子に結婚が決まり、糸真と和央は兄弟になる事に!!

 

 

 

『これからもこうやって一緒にいられると嬉しいです』
……こ……子供同伴……プロポーズ………

 

 

 

そんな中、和央と弦の関係にも変化が…?!父母の結婚式が終わり、弦の家に行った和央は、弦に『今までありがとー』『いろいろやってもらってた』と言う…その言葉に引っかかる弦。それからふたりは口論になってしまい…弦は…

 

 

 

『おまえは俺にやってもらうのが嫌だったのか?』
和央は『そうゆう風に囚われてる弦が嫌だ』…と。

 

 

 

 

晴歌が式の時に、和央の事を体の一部とまで言う弦に、『もうきっと和央は弦のこと要らないね』といじわるで言ったのが響いてたみたい。糸真は思う。

 

 

“ああ お父さん わたしたち父子で弦の一部を奪い取ってしまったようですよ…”

 

 

 

 

弦と和央の関係がモヤモヤっとしちゃった所で、プリンシパル2巻終了です!!
和央と糸真の組み合わせも好きだったんだけどなー。和央の弓ちゃんへの気持ちはかなり堅いようで。まぁ糸真も本当の“スキ”とはなんだか違かった気がしますがね♫さてさて弦と和央のケンカの行方はー???
3巻に続きます!!

 

《引用元 作品DATA
出版社:集英社
著者:いくえみ綾
掲載誌:Cookie

 

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